脱原発をめざす女たちの会
福島第一原発事故によって多くの人々の生活と自然とが破壊されました。「原発がなければ日本の経済活動は成り立たない」と政府・電力会社によって推進されてきた原発は、この狭い地震国に廃棄物処理のめども立たないまま、17箇所54基も乱立しています。被爆国である日本で、まず反核の運動を始めたのは女性たちでした。今再び女性たちが世界に新たな価値観を示し、原発に頼らない社会を一刻も早く実現しましょう。

あなたも賛同人になってください。各集会への参加もお待ちしております!
季節写真
賛同人の方へお願い 2013年12月
6月19日(金)午後1時半から、鎌仲ひとみ監督の最新作「小さき声のカノン」を参議院議員会館講堂で有料試写します。前作「内部被ばくを生き抜く」で、内部被ばくの恐ろしさを告発した鎌仲ひとみ監督が、チェルノブイリ事故後のべラルーシの状況と、福島の親たちの活動を描く今作は保養の大切さを訴え、そこに希望を見出します。

■日時:2015年6月19日(金)午後1時半から
(午後1時から参議院議員会館受付で通行証を配布します)
■場所:参議院議員会館 講堂
■有料試写会参加費:500円(事前予約不要)
■主催:脱原発をめざす女たちの会(連絡先:080-3174-3584)
「日本と原発」上映と古賀茂明さん講演会
本会では、昨年12月18日に続き、3月11日に2度目の「日本と原発」上映会を実施した。この映画は、全国各地で自主上映されているが、どこでも好評である。会としては、この映画を多くの方に見ていただくために、賛同金の一部を使って、首都圏以外を中心に自主上映される団体に補助金を支出することも決定し、すでに11団体への応援を決定したところだ。

今回は、上映の間に、映画にも出演されている元経産省の官僚で、退任後脱原発などの活動を展開されている古賀茂明さんの講演をお願いすることにした。第1回目の参加者と第2回目の参加者が一緒に講演を聞くということで、参加人数が不確定の中、当日は、予備の椅子をたくさん出し、見事に会場いっぱいの聴衆でお話を聞くことになった。1・2回目の参加者合計で240人であった。

映画は、今回も「本当にいい映画だと思う。」という感想が聞かれた。被災者の話には、すすり泣く声も聴かれた。古賀さんの講演では、まず、原発を止める理由として、原発のごみが処理できないこと、日本の原発は立地的にきわめて危険であること、が挙げられたが、それだけでは説得力はない、むしろ原発が無い方が経済成長できる、日本人らしい生き方として、欧米の科学主義に対して、自然と共に生活してきたことを大事にすべきだ(ドイツの大使から指摘)、などを挙げる必要があると話された。自然エネルギーの比率では欧米では2005年以降発電量が伸び、コストも下がってきたが、日本は電力会社の妨害もあり、遅れを取っている。自然エネルギー後進国であるとも言われた。原発推進側が言う、自然エネルギーの不安定性では、スペインはすでに全国の気象データを把握し、自然エネルギーの振れ幅をしっかり調整できるような技術を開発しているとのこと。日本でもできるはずだと思う。

古賀さんは、報道ステーションのIS人質事件についての発言で、官邸から番組に圧力がかかったことも紹介し、3月27日の出演が最期になりだろうと言われた。この問題を巡っての古賀さんの抵抗活動も紹介されたが、権力に媚びない、言うべきことは言う姿勢に参加者から拍手が起きた。話の中で驚いたのは、人質事件などで入手した外務省の情報は日本だけでなくすぐにアメリカにわたり、それを知っての安倍の言動だということ。安倍は、明治期の日本国家への憧憬があり、列強諸国に並びたいという願望を持っていて、所信表明では岩倉具視などを盛んに引用していたが、引用するなら、戦後の日本の復興であろう。戦後70年間、9条のおかげで、戦争せず、外で人を殺していない世界で稀な国であるが、列強の仲間に入りたい安倍は、アメリカの動向を意識しながら、発言している。

そして、今の日本の政治状況を分析し、リベラルで改革志向のフォーラム4を立ち上げる積りだと締めくくられた。ユーモアがあり、何度も笑わせながら、しっかり核心に迫る話に参加者は時間がもっとあればと思ったに違いない。またお話を聞く機会があればと思った。
2014年12月18日「日本と原発」参議院議員会館上映会報告
11月から劇場公開されていた「日本と原発」という映画は、大変な評判で満員で入れない人が続出しているという話が伝わってきた。監督は、日本全国の原発訴訟弁護団長を務めている河合弘之さん、構成と監修を訴訟団で共に活動してきた海渡雄一さん、そして音楽はあの佐村郷地事件で影の作曲家としてむしろその実力を評価されている新垣隆さんという豪華メンバーの手になる作品だ。

参議院議員会館で上映会を開催しようと相談してから、短期間で情宣も十分にできない中で迎えた当日。どのくらいの人が来てくれるかという不安を吹き払うように、会への電話には、当日参加でいいのかという問い合わせが多数寄せられ、13時の開場前12時過ぎには会館のロビーで待つ方が目立つようになり、逆に椅子席の不足を心配するほどになった。

1部の始めには会の一員で会場を取ってくれた福島みずほさんから上映経過についての話があり、2時間20分近い映画を開始。国連でアイゼンハワー大統領が原子力の平和利用について話す場面から開始された映画はやがて次々につくられる原発の状況を振り返り、3・11の東電福島第1原発事故が再現される。海渡さんに相談したという浪江町の馬場町長が当時の状況や子どもたちが全国に分散させられている現状、住民の怒りや悔しさを涙ながらに語る。河合さんは映画の中で浪江の浜で助けを求める人の声や車のクラクションを聞きながら放射線量が高くて助けることができなかった消防隊員の苦しみを聞き出す。

事故当時の東電と官邸のやり取りも詳細に再現される。河合さんが自ら原発の重点について講義する場面が数回出てくるが、基礎知識を与えてくれる貴重な場面だ。 そして、映画の中での様々な証言者、小出裕章さん、古賀茂明さん、大島堅一さん、田中三彦さん、飯田哲也さんたちの言葉も傾聴に値する。海外メディアの紹介も貴重だ。 最後は日本全国の原発映像が新垣さんの重厚な音楽と共に登場し、幕となる。
原発について総合的に紹介され、映画としての面白さも十分に堪能できる傑作だ。

2部の最後には福島さんのあいさつの後、スペシャルゲストとして登場してくれた河合さんと海渡さんのお話も聞けた。映画の中でも二人の息の合った会話が和ませてくれたが、この時も楽しい中に示唆に富む話をいただいた。

河合さんは、この映画を作ったのは、一般の人に原発の恐ろしさを知ってほしいことと、福島事故の後もなお、原発を推進しようとする勢力に対して、きちんと論争で勝てるようにという意図があったと話され、本気ですればたいていのことはできるし、面白いし、そして誰かがその本気さに打たれて助けてくれる。この映画は本気で作ったとおっしゃった。海渡さんは福島の事故で起きたことを、浪江町を中心に丁寧に描こうと思った、そして知識を持ち、福島へのシンパシーを持ち、脱原発に向かって頑張る決意を持ってほしい、今後再稼働の動きが次々に起きるだろうが、この映画で力を奮い立たせ、日本の原発を全部止めるまで闘い続けようと呼びかけられた。

劇場で見られなかったがぜひ見たくて、ネットで探したらこの会のことが出ていて見られてよかった、と言っていた方、スタッフに話しかけ、自分は浪江町の人間で涙なくしては見られなかった、原発で働いていたが仕事もなくなり、生活は厳しいし、子どもがいるので心配だ、訴訟団に入って頑張っているという方もいた。アンケートは取らなかったけれど、皆さん、この映画から得たものは多かったと思う。1・2部合計で300人以上の参加者だった。 会では、この映画の全国上映をすすめていこうと話し合っている。
「日本と原発」上映と古賀茂明さん講演会
脱原発映画デー 女たち・いのちの大行進
前日の21日に衆議院が急遽解散、総選挙を前にした集会となった。脱原発のみならず、自己本位で、憲法無視の諸政策を推進する安倍政権に「No!」を突きつけたい人たちで、3連休の初日にもかかわらず250名ほどの参加者とスピーカーで会場は盛り上がった。 動画は以下のURLで配信されています。

福島原発事故四年目の真実 ~脱原発をめざす女たちの会 (前半)
福島原発事故四年目の真実 ~脱原発をめざす女たちの会 (後半)

★海外メディアが伝える私たちの知らない福島

ドイツとフランスのTVの4本のドキュメンタリーを短く編集し直した「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」、「フクシマの嘘シリーズ」、「福島地球規模の汚染」、風刺番組「ニコニコする人に放射能は来ない!」が上映された。真実を追求する海外メディアに対して、一番影響を受けているのに知らされない日本、福島の人々。原発ムラの圧力に屈し、真実を伝えようとしないメディアにも呆れ、驚き、怒りが湧く。

★講演は3人から

最初は澤井正子さん(原子力情報室)から「拡散する放射能と福島第一原発のいま」と題して。 「情報は当てにならない、専門家は当てにならない」の2つを原発事故で学んだ。3/12~4/19の放射能放出のシミュレーション映像は、迫力がある。当初は風向きで7~8割は太平洋に流れ、2,3割が内陸に。3/15には風向きが変わり、近隣の市町村に放射能雲が浮遊、そこに雨、雪が降った。学校が休みだった子どもたちは外で雪合戦を、大人は雪かきをした。格納容器ベントからも、建屋爆発によっても放射能を放出したが、壊れなかった2号機の建屋からが一番多く放出された。汚染水はノーコントロールだし、放射能はいまだに空にも海にも出しっぱなしである。 続いて医師の振津かつみさん(チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)。

2011年4月12日に初めて福島に行き、その後毎月健康相談に行き、今日もその帰りである。2014年6月までの福島県民健康調査・小児甲状腺検査結果によると、58名が手術を受け、40名が手術を待っている状況。本人や家族の精神的、経済的負担は大きい。ガン、白血病だけでなく、どんなに低線量でも慢性的な被ばくをする子どもたちは、大人より体力の低下などの健康リスクが大きく、合計の被ばく量を減らすことが大切である。高齢者も要注意。胎内被ばくによる小児ガンの増加も明らかにされている(オックスフォード・スタディ)。脱原発と結んで、福島事故被害者の健康と生活を守ろうと話した。

休憩を挟み3人目の講演は辛淑玉さん(人材育成技術研究所所長)。

月2回は、放射線量の高い所に行っている。子どもの頃、年末の紅白歌合戦の時間、女たちは台所に立っていた。子どもだった私は、酒を飲んでいる男たちに呼ばれて一緒にTVを観た。次々登場する歌手たちを、あれは誰それの子、誰の親戚と説明され、その数は日本人より少なくはなかった。在日朝鮮人は就職できず、芸能やスポーツ界に多く入ったから。映画の「寅さんシリーズ」が嫌いだ。寅さんはテキヤで在日が多く従事する仕事だったし、柴又界隈は在日のエリヤだった。でもそのことが一つも出ないのだ。いま寅さん映画と同じように、福島を消そうとしているのではないか!今日は2つのお願いがある。(1)選挙に行って欲しい。私には選挙権がないが、戦争をさせない政党、個人に投票し、それを1人が3人に働きかけて欲しい。(2)物販されている被災地などのものを、1人1個は買って、と訴えた。

★スピーチは、5人から

会津若松市在住の古川好子さんは、被ばく者の自覚を持とうと、以前はやっていた「臓器提供の署名」と「献血」はいっさいやめた。夏でも長袖を着、現実を、危険性を、忘れないように、福島で暮らす。日本の原子力発電による被ばく者である私は、みんなの前例だと力強く話した。 忙しい中、駆け付けた福島みずほさん(社民党副党首、参議院議員)。今年は脱原発ではちょっといいこともあった。大飯原発訴訟では住民が勝訴し、大間原発建設凍結を函館市長が提訴したと報告。一方政権は、「川内(せんだい)」原発を「かわうち」と読むような担当大臣で、解散も安倍総理が自分のためだけを考えてのこと。そのため、戦争と貧困に向かうことを許さないとても大切な選挙になった。皆と一緒に頑張ると、強い決意を表明。

続いて大河原雅子(民主党 前参議院議員)さんは、いま衆参とも脱原発を言う議員は減った。今度の総選挙は、候補者一人ひとりに脱原発を問う選挙にしようと呼びかけた。

菊川慶子さん(花とハーブの里)は六ケ所村から参加。六ヶ所村には、低・高レベルの使用済核廃棄物がどんどん運ばれてくる。6月の村長選挙に出馬したが負けた。来年6月の村議会議員に立候補する、との表明に会場から応援の拍手が湧いた。

武藤類子さん(福島原発裁判原告団長)は福島から参加。人権侵害がどのようにされていくのかが、福島にいるとよくわかる。福島原発訴訟は東京地裁で却下されたが、それを訴えた検察審査会では、「トップ3は起訴相当」の判定が出た。11/16には、住民、労働者、子どもなど多様な人々が集まって「原発事故被害者集会」を行った。これから抵抗の火の手を上げる!とソフトな言い回しながら、力強く宣言した。

脱原発に集う力を、総選挙に活かしたい!憲法、人権を守りたい!と決意を新たにし、集会は終了。各地からの物販も完売した。
集会告知
リーフレットは100部500円(送料無料)です。
ご希望の方は「原発がなくても電気は足りているの?」(1号リーフレット)、「原発がダメなこれだけの理由」(2号リーフレット)の各部数をご明記の上、お名前(フリガナ)・郵便番号・ご住所・電話番号をメールかFAXでお申し込み下さい。

なお、お問い合わせは、脱原発をめざす女たちの会までお願いします。
電話:080−3174−3584
FAX:03−6551−1111
メール:info@nnpfem.com

お申し込みは「リーフレット申込フォーム」からお願いします。
賛同人の方へお願い 2013年12月
昨年同様、今年も賛同人の方には年度のご報告を郵送しています。
届いていないという方、転居なさった方はお手数ですが
お問い合わせフォーム」よりお送り先のご住所をお知らせください。 事務局
集会告知
脱原発をめざす女たちの会では、写真のような素敵なリーフレットを作成しました。原発推進派の「原発がなくては電気が不足し停電が起きる」という言い分がウソであることを具体的にわかりやすく説明する内容です。3月10日に有楽町で行った「さようなら原発 女たちの街頭リレートーク」で道行く人たちに配布しましたが、予想を上回るたくさんの方たちが受け取って下さり、最初に用意した部数があっという間になくなりました。

女たちの会では、一人でも多くの市民に、「原発がなくても電気は足りてるよ」と伝え、脱原発の声を確かなものにしていくために、今後も街頭でのリレートークとリーフレット配布を続けます。みなさまにもぜひこのリーフレットをご活用いただきたくご案内します。

リーフレットを配布して下さる方に、100部:500円(送料無料)でお送りします。
100部単位でお申込み下さい。
お申し込みは「リーフレット申込フォーム」からお願いします。
あなたも福島原発事故の責任を問う刑事告訴・告発にご参加を!
I女性会議の顧問で、元参議院議員(2期)、フォーラム平和・人権・環境副代表の清水澄子さんが1月14日、肺がんのため逝去されました。享年84歳。

清水さんは長年の労働運動や女性運動の経験に裏打ちされた活動家としてのアイデアパーソンぶりと、困難を突破する行動力を発揮され、私たちをいつも励まして下さいました。

これまでの活動に感謝し、心よりご冥福をお祈り致します。

なお、昨年亡くなられた「原子力発電に反対する福井県民会議」事務局長の小木曽美和子さんとは、福井時代からの長年の同志で、昨年7月に福井県で行われた小木曽さんを偲ぶ会には清水さんも参加されました。
ご冥福をお祈りいたします。
呼びかけ人見出し
吉武輝子(評論家=故人)小山内美江子(脚本家)山崎朋子(作家)田中優子(法政大学教授)香山リカ(精神科医)渡辺えり(劇作家・女優)雨宮処凛(作家・活動家)浜矩子(同志社大学大学院教授)鎌仲ひとみ(映画監督)深澤真紀(コラムニスト)倉田真由美(漫画家)纐纈あや(映画監督)古今亭菊千代(噺家)神田香織(講談師)大河原雅子(参議院議員)湯川れい子(音楽評論・作詞)藤波心(タレント)橋本美香(ミュージシャン)道浦母都子(歌人)中山千夏(作家)福島みずほ(参議院議員)林佳恵(装丁家)高田敏江(女優)岩崎加根子(劇団俳優座・女優)綿貫礼子(環境問題研究家=故人)上原公子(元国立市長)池田香代子(翻訳家)新谷のり子(歌手)渡辺一枝(作家)福士敬子(都議会議員)清水澄子(I女性会議共同代表・元参議院議員)川崎直美(オーガニックライフスタイル・Lepasmanis主宰)吉岡しげ美(音楽家)竹信三恵子(和光大教員)上野千鶴子(ウィメンズアクションネットワーク理事長)松本侑子(作家・翻訳家・日本ペンクラブ常務理事)大石芳野(写真家)枝廣淳子(環境ジャーナリスト)辛淑玉(人材育成コンサルタント)石坂啓(漫画家)きっこ(「きっこのブログ」)宇梶静江(アイヌ連絡会)松田美由紀(女優)いとうえみこ(絵本作家)羽田澄子(映画監督)朴慶南(作家)森田ゆり(エンパワメント・センター)加藤登紀子(シンガーソングライター)伊藤比呂美(詩人)

澤井正子(原子力資料情報室)大林ミカ(環境活動家)満田夏花(FoE Japan)平田仁子(気候ネットワーク)山口泰子(ふぇみん婦人民主クラブ)赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション)鈴木かずえ(母・グリーンピースジャパン核・エネルギー担当)富山洋子(消費者運動)崎山比早子(高木学校)マエキタミヤコ(サステナ代表)

山口たか(福島の子どもたちを守る会・北海道)水野彰子(島根・弁護士)福武公子(もんじゅ・弁護士)小木曽美和子(原発反対福井県民会議=故人)池島芙紀子(ストップ・ざ・もんじゅ)兼松秀代(放射能のゴミはいら ない!市民ネット・岐阜)佐野けい子(浜岡・静岡市議)芦原康江(島根原発増設反対運動)竹田とし子(大間原発訴訟の会代表)小笠原厚子(大間原発反対あさこはうすの会)石丸初美(玄海原発プルサーマル裁判の会)佐原若子(六ヶ所・歯科医師)高島美登里(長島の自然を守る会・上関)武藤類子(ハイロアクション・福島)佐々木慶子(沈黙のアピール・福島)吉岡政子(釜ヶ崎「ふるさとの家」)菊川慶子(花とハーブの里・六ヶ所)中村隆子(祝島婦人会会長・祝島島民の会運営委員)島田清子(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会)佐藤幸子
女達の脱原発宣言
東日本大震災と津波に起因する福島第一原発事故によって、多くの人々が家を追われ、生活を壊され、思い描いた未来を奪われました。大都市部の電力需要をまかなうために、経済難にあえぐ地方に押しつけられた原発は、計画当初から事故の危険性を指摘されてきました。しかも、放射性廃棄物を処理する方法はありません。にもかかわらず、原発を推進するために政府と電力会社などは「安全神話」を流布し、市民を欺いてきました。その結果起きたのが福島原発事故なのです。

原発推進派の人々は言います、「原発がなければ日本の経済活動は成り立たない」と。しかしそうでしょうか。原発がなくても電力は足りるという試算があります。自然エネルギーを促進することによって、さらなる電力を生み出すことも可能です。この狭い地震国に17か所54基もの原発が乱立するのは危険です。この状況は、男性優位社会における利潤追求を最善とする価値観の象徴ともいえるでしょう。

被爆国日本で反核の街頭署名にたちあがり、日本と世界に核廃絶運動を広げる原動力となったのは女性たちでした。その女性たちの力で、今再び世界に新たな価値観を示し、原発に頼らない社会を実現したいと、私たちは願っています。

危険な土地、危険な水、危険な空気を次世代に残すことはできません。福島原発事故を人類最後の原子力災害とするために、私たちは今日ここに集いました。私たちは、放射能におびえる暮らしを未来に遺すことを断固拒否し、ここに宣言します。

原発はいらない。


2011年11月23日
11.23キックオフ!「脱原発をめざす女たちの会」参加者一同
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